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検索エンジンの仕組みとSEO対策の基本ポイント

# SEO

2021/03/17

ホームページに関わっていくと「SEO対策」というワードが必ず耳に入ってくるではないでしょうか?

SEOというのは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった略称で、GoogleやYahoo等の検索エンジンで検索した時に、できるだけ検索結果の上位に表示されるようにするための対策のことになります。検索エンジン最適化とも言います。

検索エンジンとは

SEOといっても、まずは検索エンジンについて知ることが大切です。 検索エンジンとは、インターネットに存在するページや画像、動画などの情報を探すシステムのことです。 Google・Yahoo!・Bingなどが代表的なものになります。

検索エンジンの仕組みについて

検索エンジンはどのように検索結果を決めているのでしょうか?簡単に検索エンジンの仕組みを紹介します。検索エンジンが検索順位を決めるまでには次の3つのステップがあります。

クローリング:情報を収集する

インターネットにはクローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットがあらゆるページを巡回して、情報を集めていきます。その情報収集のことを「クローリング」と言います。

クローラーは、ページ内にあるのリンクをたどって、ページを見つけていきます。インターネットには膨大な数のページ情報があるため全てを見つけてくれるわけでありません。クローラーが回ってきたことがホームページを認識してもらえることの第一歩となります。ですので、クローラーに見つけてもらえるようにする働きかける必要があります。

クローラに見つけてもらう方法として下記の対策があります。

外部からのリンクが自然と集まる良質なコンテンツの作成する

良質なコンテンツを提供すると他のユーザーが有益な情報と判断して、そのユーザーが運営しているサイトからそのコンテンツにアクセスできるようリンクを貼ってもらえることがある。それが外部リンクにあたる。外部リンクが多いとページへの入り口が多くなるため、クローラーにも見つめてもらいやすくなります。また、巡回頻度があがるとそのページからさらに自分が運営している他のページも見つけてもらいやすくなります。

XMLサイトマップを用意する

XMLサイトマップとは、ホームページ内の各ページのURLや優先度、最終更新日、更新頻度などを記述した情報ファイルのことです。XMLサイトマップがあるとクローラーが巡回してきたときにそのファイルを参考にしてホームページ内の各ページを巡回してくれます。

インデックス:情報を格納する

クローラーが集めた情報が整理され、データベースに格納されることを「インデックス」と言います。 インデックスされることで、検索エンジンの検索結果に反映されるようになります。クローラーがインデックスされる際にページのタイトルや見出し、本文、情報量等の内容をチェックしています。チェックがしやすい構造でコンテンツが作成されていればそのページは高い評価を受けることができます。

スコアリング:評価して順位をつける

インデックスされた全ての情報をユーザーが検索したキーワードと照らし合わせて、様々な要素を総合的に分析して評価を付け、検索結果に順番に表示されます。この評価付けのことを「スコアリング」と言います。スコアリングは、アルゴリズムというルールに沿ってなされています。アルゴリズムは頻繁に変更されていているため、具体的に把握することはほぼ不可能だと言われています。ただヒントはありますので参考にしてみてください。

参考: 「検索アルゴリズムの仕組み」

Googleの共同創業者 ラリー ペイジが「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである」と述べているように、Googleはユーザーをとても重要視しているので、ユーザーによって有益で使いやすいコンテンツを作成し、クローリングとインデックスの最適化を行うことがSEO対策の近道になります。

SEO対策の基本的なポイント

検索エンジンの仕組みを理解すると、何をすればSEO対策を有効的にすればいいか見えてきました。対策の基本的なポイントを上げていきます。

クロールの最適化をはかる

クロールの頻度を上げることでホームページ内の各ページの情報を正確に読み取ってもらうことができます。外部サイトからに自然なリンクを貼ってもらえるようになるとクロールの頻度を上げる。そのために良質なコンテンツを作ることが重要です。また、XMLサイトマップを用意していおくことも忘れないようにしましょう。そして、上位表示させたいページが優先的にクロールされるようホームページ内部の対策をしておくことも重要です。

インデックスの最適化をはかる

検索エンジンがページの内容を正確に理解してスコアリングされるように、ページの構造を最適化することが重要です。また、クローリングされる必要のないページを選別して、インデックスされないようにしておくことも必要な対策です。そのためには、ホームページ制作におけるコーディング・マークアップの知識が必要になってきます。

コンテンツの最適化をはかる

ポイントの中で、このポイントが一番重要になります。それは、ユーザー、検索エンジン双方から有益と評価される良質なコンテンツをつくるということ。ずっと言ってますね。前に紹介したクロールの最適化、インデックス最適化ができていても良質なコンテンツがなければそれらは意味を成しえません。というのもクロールもインデックスもページの存在を認識・評価してもらうための施工になるためです。そのページが良い評価か悪い評価か判定されるのは、コンテンツの質によって決められます。良質なコンテンツを作って、コンテンツの最適化をはかりましょう。

検索エンジンの仕組みを理解してページの最適化をはかっていきましょう

この記事では、検索エンジンはユーザーが検索したキーワードに対して良質なコンテンツにたどりつかせるために、適切に評価する仕組みが備わっていることを紹介しました。

良質なコンテンツの作成、クロールやインデックスの最適化が行われていることでユーザーに情報が届くことを忘れずにホームページの制作を行っていきましょう。

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