新規ページはどのくらいの期間でGoogleにインデックス(登録)される?
# SEO
2021/09/01
新しいコンテンツだったり、ページを作った際にどのくらいの時間でGoogleに認識されるのか気になるかと思います。
そのテーマに対して、Googleの更新チャンネル【Google Search Central】というYoutubeチャンネルの
#AskGooglebotとしてJohn Muellerさんが取り上げてくれています。
今回こちらの動画を参考にさせていただいています。
Contents
新規ページがインデックスされるまで
SEOで順位がいつまでに上がるのかということは誰にも予測はできません。
ですが、新しくページを作ったら、まずはそのページがGoogleにインデックス(登録)されるのかって気になりますよね?
せっかくコンテンツを作ったのに全然インデックスされない。ということになると、
せっかく作ったのに何の効果も出ないじゃないか。と心配になる方もいるかと思います。
そこでGoogleの公式見解は何なのか?に触れたいと思います。
全てのページをインデックスするわけではない
まずは、大前提として、全てのページをインデックスするわけではありません。
一生懸命作ったページであっても、インデックスされない場合もあるということです。
では、例えばどんなページがインデックスされないのでしょう?
重複コンテンツ
既にGoogleがインデックスしているページと似たようなページはインデックスされないことがあります。
例えば、URL違いで同じコンテンツのページや通常のページと印刷用のページを設けている場合、重複と判断されてインデックスされないことがあります。
役に立たないと判断されたコンテンツ
Googleがユーザーに対して意味がないと認識されてしまうとインデックスされません。
また、インデックスされた後でも、ユーザーにとって良くない、役に立たない情報と判断されると検索結果に出てこなかったり、削除されることがあります。
インデックスされるまでの時間は?
公開して数時間後にインデックスされているケースや1・2週間経ってもインデックスされないこともあります。こちら、John Muellerさんは、「数時間~数週間かかる」と解説してくれています。
では、何によって早かったり遅かったりするのか解説します。
コンテンツやサイトの品質
毎日更新されているサイトや良いコンテンツを配信しているサイトであれば、Googleが定期的にクロールしてインデックスしてくれます。一方で1ヶ月に1回しか更新されないサイトであれば、Googleがクロールする頻度が低いのでインデックスされるまでに時間がかかったりすることがあります。
サイトの技術的な問題
新しく作成したページのURLが見つけづらかったり、サーバーが重くてなかなかアクセスできなかったりするとなかなかインデックスされないということがあります。
Googleのシステムの都合
Google側のサーバやクロールの状態が忙しいとなかなかクロールしてもらえない場合があります。Googleも完璧ではないので、しょうがいない部分ではあります。
インデックスされるまでの時間を短縮するには?
上記ような理由でインデックスが早かったり、遅かったりするのですが、インデックスされるまで待つしかないのかというとそうではありません。では次にインデックスされるまでの時間を短縮するにはどういったことをすればよいか紹介します。
サーバの過負荷を避ける
せっかくクロールが来てくれたのにアクセスできなかったり、サイトが表示されないということがあると新しいページ、コンテンツをクローラーが見ることができません。そのようなことが起きないようサーバーの負荷を減らすことが大事です。
新しいページへの内部リンクを目立たせる
クローラーがよく来てくれるページとそうでないページがあります。例えば、トップページですと更新頻度が高いのでクローラーがよく来てくれているかと思います。では、末端のページはどうでしょう。末端のページというと、サイト内の深い位置にあるページになるので、クローラーがURLを見つけられなかったり、リンクをたどれなかったりして、なかなか来てくれない場合があります。
いち早くインデックスされたい場合は、更新頻度の高いトップページにインデックスされたいページのリンクを設置すると効果的です。
目立たせる意味でも、トップページのサイドバーやフッターではなく、コンテンツ部分にリンクを設置するとより効果的です。
不要なURLを少なくして重要なページが埋もれないようにする
自動でURLが生成されるポータルサイトや大きいサイトが該当するのですが、こういったサイトはURLがどんどん生成されることがあります。そのなると新しく作ったコンテンツのURLも自動生成されたURLもGoogleからすると大量の中のひとつに見なされて埋もれてしまうことがあります。なので、不要なURLを避けるっていうことも必要になります。
リニューアルしたり、新しいページをリリースするときに一気に生成してしまうと、Googleがどこが大事なのかわからなくなってしまうこともあり得るので、優先順位をつけてリリースするなどの工夫をするのもよいでしょう。
URLをグーグルに送信する【サイトマップ、URL検査ツール】
これは、こちら側からGoogleに対してリクエストする方法です。
こちらからリクエスト出すときは「サーチコンソール」というツールを使って、クローラーが新しいページをインデックスしてもらうように働きかけます。
Googleサーチコンソール
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
サイトマップ(sitemap.xml)
サイト内に存在するURLのリストを記述したファイルになります。
ユーザー向けのサイトマップページとは異なるもので、クローラーに向けてのファイルになります。
これは、クローラーがサイト内を巡回する際の参考となるもので、クロールして見つけられなかったページや、更新された情報などを見つけやすくするためのものになります。
サイトマップの生成は、オンラインツールがあるので、そちらで作成することができます。
sitemap.xml Editor
http://www.sitemapxml.jp/
ワードプレスであれば、サイトマップを生成するプラグインがあるのでそちらを利用しましょう。
生成したサイトマップはサーチコンソールからクローラーに送信し、認識してもらうようにします。
URL検査ツール
サーチコンソールにあるツールで、新しいページを作った際にはこのツールからインデックスされたいURLを送信します。
ページの生成が少量であれば、そこまで手間ではないので、こちらのツールでインデックスリクエストを送信するようにしましょう。
以上のようなことをすれば、インデックスまでの期間を短縮することが可能になります。
コンテンツの品質を高めることが重要
上記のようなことをやっても、コンテンツの品質が低ければ、Googleが頻繁にクローラーしても意味がない、インデックスに値しないと評価されてしまえば、インデックスに時間がかかったり、インデックスさえしてもらえない場合があるので、コンテンツの品質を高めるということが最重要となります。