メールマーケティングのメリットって?おすすめのツールや戦略を解説
# マーケティング
2022/01/12
メールマーケティングとは、メールを使用してさまざまな情報を顧客に発信し、自社の商品や、サービスの売上を上げることが目的のマーケティング手法です。SNSが普及してきている今、実際メールマーケティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、そんなメールマーケティングのメリット・デメリットを含め、おすすめのツールや戦略などを解説します。
Contents
メールマーケティングとは?
メールマーケティングとは、簡単に言うならばメールを使用したマーケティング手法です。
現在はSNSの普及も相まって、メールマーケティングに対して少しばかり「古い」という印象を持っている人も実際少なくありません。
ですが、紙でのマーケティングよりもコストパフォーマンスが高い点や、どんな企業でも簡単にはじめることができるという点から、いまだに幅広い企業で使用されているのも事実です。
メールマーケティングのメリット
コストが掛りにくい
メールマーケティングは、数々のマーケティングの中でもかなりのコストパフォーマンスを持ち合わせています。
メールマーケティングは、最悪メールを運営する人の人件費のみでも活用することができます。もちろん、より多くの顧客を得るための配信ツールや、効果検証などのツールを導入するのであれば、もう少しコストがかかることになりますが、それでも数万円以下で運営することが可能です。
さらにメールマーケティングは、費用があまりかからないからと言って効果がないわけでもありません。一度に多くのメッセージを送ることができるので、それだけ多くの顧客に自社のアピールをする事ができます。
コストが低いので、効果があまり出なくてもそれほどの痛手にはなりません。それも企業にとって嬉しい要素のひとつなのではないでしょうか。
顧客層や配信のタイミングをあらかじめ指定することができる
メールマーケティングの手法に似たもので「メールマガジン」、通称メルマガと呼ばれるものがあります。
メルマガのデメリットは、全ての顧客に対して同じメールを一斉に発信することしかできないということです。そのデメリットを解消することができるのが、このメールマーケティングです。
メールマーケティングは、ある程度顧客に合わせた情報を提供することができ、配信ツールを活用して配信のタイミングを自動化し、より良いタイミングを正確に送信することができます。
メールを送る仕組みを完全に自動化してしまえば、その後人件費がかかることも少なく、顧客が欲しいと感じるようなタイミングで、いつでも情報を発信する事ができるわけです。
メールマーケティングのデメリット
顧客に合った情報をそれぞれ制作しなければならない
先程、「それぞれの顧客に合わせてメールを配信できる」や「自動化してしまえばあとは勝手に顧客に情報を配信できる」などのメリットを紹介しましたが、実際にそれらを作り上げるのには、時間と手間がかかるのも事実です。
それぞれの顧客に合わせるということはつまり、毎回メールの配信内容を考え直さなければいけません。自動化する仕組みだって、まずは「どんな時にどんな情報を顧客は必要としているのか」という部分を分析する必要があります。
やはり古いという印象は否めない
まだまだメールマーケティングはさまざまな企業で使用されているマーケティング手法ですが、やはりそれを「古い」という印象を持っている人も実際存在します。
現在はまだまだ使用されているメールマーケティングですが、今後どうなっていくかは正直分かりません。今よりももっとSNSが普及して、メールなんて使わない時代だっていつかは訪れることになるかもしれません。
そういった将来性の観点から見ると、どこか物足りなさを感じる人もいるのではないでしょうか。
ですが、メールマーケティングはネットとの相性も良いですし、SNS上でメールマーケティングを活用するなど、さまざまな対処法が存在しているのも事実なのです。
メールマーケティングを使った戦略、手法
メールマーケティングの持ち味を活かす
メールマーケティングを使用する際は、必ず先程挙げた「メリット」をうまく活用して顧客を集めることを重要視します。
ただ何も考えずにメールを配信しているだけでは、メールマーケティングはなんの意味もなしません。
まずはしっかりとメールの配信と、分析を続けていくことが大切です。
分析は続ける
メールマーケティングで顧客を集める際の一番の持ち味は、やはりそれぞれの顧客に合わせたメール配信の内容や、頻度を変更できるという点です。
それらをリサーチし、ステップメール等をうまく活用しながら次から次へと情報を発信していきましょう。
興味がなかったり、関心がなかったりする情報を提供し続けると配信は拒否されてしまいます。常に配信先のリストを分析しつつ、しっかりとそれぞれの顧客に合わせた配信内容の区別化を意識しましょう。
メールマーケティングのおすすめのツール
blastmail(ブラストメール)
初期費用:5,000円
月額:3000円~
登録できるアドレス数:3,000件~
blastmailは、現在日本で一番人気と言っても過言ではないくらいのシェア率を誇っています。導入実績は、驚異の12,000社です。
シェア率が高いと、作業する上でわからないところがあった際に検索しやすいので、使用方法で躓くことを比較的抑えることができます。
迷ったらblastmailを使用しておけば間違いはないでしょう。
mailsales(メールセールス)
初期費用:10.000円
月額:アドレス数に応じて
登録できるアドレス数:3,000件~
mailsalesは、見込み顧客を集めることに特化したメール配信サービスです。
mailsalesは非常にシンプルな構造になっており、初心者でも扱いやすく、簡単にメールマーケティングを実施することができます。専門的な知識も必要としておらず、そのための時間や、経費を削減することもできるので、結果的にコストの削減にも繋がります。
また、料金プランは配信アドレス数に細かく対応しており、特に、制限はありますが「無料トライアル」ならば、期限なしで無制限に使用することができるので、気軽に利用することができるでしょう。
mailchimp
・free
初期費用:なし
月額:なし
登録できるアドレス数:2000件
・Essentialsプラン
初期費用:なし
月額:1,150~
登録できるアドレス数:500~
・Standardプラン
初期費用:なし
月額:1,750円~
登録できるアドレス数:500件~
・Premiumプラン
初期費用;なし
月額:34,500円
登録できるアドレス数:10,000件~
mailchimpは、世界から見ると非常に高い人気のあるメール配信ツールです。しかしながら、日本語に対応しておらず、全てが英語での表記であるため、英語がわからない人は、何かと不便性を感じてしまうことも多いでしょう。
ですが、機能面に関しては世界でもトップレベルなのは事実です。使いやすくするためのテンプレートや、レポート機能といった効果を検証、測定するための機能も非常に優秀です。
逆を言えば、英語が得意なのであれば、ぜひ試しておきたいメール配信ツールだと言えるでしょう。
freeプランがあるので、まずは試しに利用するのが良いでしょう。
まとめ
今回は、メールマーケティングについて詳しく解説しました。マーケティング手法の中でも低コストで実施が可能ですし、どんな企業でも取り組みやすい手法の一つだと言えます。
配信ツールも、それぞれ初心者でも扱いやすいような機能が備わっています。メールマーケティングをするかどうか迷っているのであれば、まずは「無料トライアル」からで良いのではじめてみてください。