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【初心者向け】リスティング広告「検索連動広告」について、やさしく解説!

# マーケティング

2021/06/09

リスティング広告「検索連動広告」

リスティング広告「検索連動広告」とは、GoogleやYahooの検索結果に連動して表示される広告のことです。ユーザーが検索するキーワードに対して広告表示できるので、ニーズのあるユーザーにアプローチすることができます。

広告が掲載される場所

GoogleやYahooのそれぞれの検索結果ページに表示されます。(それぞれ提携している検索エンジンの検索結果にも表示できます。)
検索結果ページの上部と下部に表示枠があり、広告の品質や設定予算等、状況によって変動します。

Googleの検索結果の場合

googleリスティング掲載位置

Yahooの検索結果の場合

yahooリスティング掲載位置

 

広告の費用体系

リスティング広告の費用は、「クリック課金制」「入札形式」の2つの仕組みによって決定されます。

 クリック課金制

検索結果ページに広告が掲載され、ユーザーがその広告をクリックした場合にのみ料金が発生します。
※検索結果に表示されただけでは費用はかかりません。

入札オークション形式

出稿する広告を出す際に「検索キーワード」「クリック単価」を決定し、「入札」を行います。同じように入札した他の広告主達とオークションが実施されます。オークションの結果、どの部分に広告掲載されるか、広告掲載されないかが決定されます。
※広告の表示位置を決めるためのオークションとなります。広告が表示されてもクリックされない限り料金は発生しません。

広告の掲載順位の決まり方

人気の検索キーワードですと、広告表示できる枠数以上の入札があった場合、どの広告が掲載されるかの判断基準になるのが「入札単価」「広告品質」になります。

入札単価が高いほど掲載順位は高くなり、検索結果ページ上部の目に付く位置に広告掲載されやすくなります。
ですが、品質が低い広告が表示されないように、入札価格だけでなく「広告品質」も評価基準になっています。
広告品質は、広告のクリック率・検索キーワードと広告の関連性・リンク先ページの品質などから判定されます。

この2つの掛け合わせにより「広告ランク」が決定され、そのランクが高い順に広告掲載されます。
広告品質が高ければ、入札単価が低くても広告ランクが高くなり、上位表示することができます。

広告品質を高くするには

クリック率を上げる

クリックされやすい広告文の作成と適切なキーワード設定が必要となります。
ユーザーにクリックしたいと思わせるよう、魅力的な訴求や具体的な数値を広告文に用いるなど工夫が必要です。

キーワード・広告・リンク先ページの関連性を高める

広告設定しているキーワードに対して、掲載される広告のタイトル・説明文、そして広告をクリックした先のページの内容が一貫してマッチしているかが大切です。
ユーザーが求めている情報が広告のタイトルや説明文に含まれているか、商材が設定キーワードからかけ離れていないか注意が必要です。

利便性の高いリンク先のページを用意する

リンク先のページがユーザーにとって利用しやすいかどうかということが指標となります。それはページの読み込みスピードやユーザーにとって見やすいページ設計になっているかなどです。

ページを作るにあたって、次のポイントに気を配ってページ設計すると良いでしょう。

  • ユーザー目線で問題や悩みの解決、需要を満たせるコンテンツを用意する
  • PCやスマホ等、デバイスごとに利用しやすいページにする
  • ページの読み込みに時間がかからないようにする

リスティング広告のメリット

無理のない予算配分ができる

クリック単価は入札で決められるので、無理のない価格からスタートすることができます。
また、1回のクリックに対して課金されるシステムなので、無駄な費用を抑えされます。
1日の予算をあらかじめ設定することができるので、予算オーバーを防げ、計画的に広告を出すことができます。

効果の確認・改善がリアルタイムでできる

Google・Yahooそれぞれのリスティング広告の管理画面があり、そこからリアルタイムで成果をチェックすることができます。
広告の表示数、クリック数、かかった費用、目標達成数など細かく把握でき、想定していたよりも結果が伴っていない場合には、広告掲載を一時停止し、改善してから広告を再開するといった対応も可能です。

ニーズのあるお客さんにアプローチできる

ユーザーが能動的に特定のキーワード検索をして情報を探しているので、そういったニーズのあるユーザーに広告掲載できるので成果につながりやすいです。
また、地域・性別・曜日・時間帯などを選んで、狙いたいターゲット層に広告を配信することもできます。

リスティング広告のデメリット

出稿に手間と知識が必要

リスティング広告は、出稿の広告文の作成やキーワードの設定・管理を自分で行う必要があります。
目的に適した効果的なキーワードの選出をはじめ、ユーザーを惹きつける広告文の作成しなくてはいけません。
成果につなげるために多くのキーワード設定、広告出稿をし、それらを管理しなくてはいけないので、その点の手間をかけることは避けられません。

競争が激しい

キーワードに対してどういった広告が出ているのか自由に見えるので、競合の対策もしやすいですが、競合からの対策もされやすいので、競争が激しくなりやすい傾向があります。
そして、入札制なので人気のキーワードでは、競争が激化して費用対効果が悪くなるケースもあります。

認知・ブランディングには向いていない

ニーズのあるユーザーにアプローチできるというメリットは、特定のユーザー層へのアピールに限定されるという面があります。ということは、幅広い層への認知拡大には向いていないということです。
また、広告はテキストで構成されるので、画像を使ったビジュアルでの訴求ができないので、ブランディングを図る目的には適していません。

まとめ

リスティングについて基本的な理解を深めて頂けたのではないかと思います。

リスティング広告は、PDCAサイクルを繰り返し行う継続力が大切です。
大きな予算をかけなくても効果検証と改善を繰り返し続ければ、必ず集客につながります。
弊社では、リスティング広告改善の代行・ご提案を行っております。広告出稿をご検討でしたら、ぜひご相談ください。

お問い合わせはこちら 052-218-2341

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