【やさしく解説】ウェブ広告の手法9選!
# マーケティング
2021/05/26
ウェブ広告は、インターネットの媒体上に掲載される広告のことです。
GoogleやYahooの検索結果やTwitter・Facebook・instagram等のSNS、ウェブサイトの広告枠、様々な媒体に掲載される広告の総称をさします。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった従来の広告とは異なり、ユーザーの年齢や性別、検索履歴、居住エリアなどをターゲティングして広告配信できること、その配信された広告をユーザーがクリックして見るか見ないか選択できるということがウェブ広告の特徴です。
ウェブ広告には様々な種類があり、主なウェブ広告をあげると、
・リスティング広告
・アドネットワーク広告
・リターゲティング広告
・SNS広告
・動画広告
・アフィリエイト広告
・純広告
・記事広告(ネイティブ広告)
・メール広告
といったものがあります。
これらは、サービスや商材、ターゲット、目的に合わせて選択することが大切です。
それでは、それぞれの広告について解説していきます。
リスティング広告
GoogleやYahooで検索した時の検索結果ページに表示される広告です。
検索結果の上部に『広告』と表示が付いているのがリスティング広告になります。クリック課金制型の広告でクリックされない限り費用は発生しません。特徴は、ユーザーが検索するキーワードに対して広告表示できるので、ニーズのあるユーザーにアプローチすることができます。
例えば、「名古屋 エステサロン」というキーワードで検索しているユーザーは、名古屋でエステサロンを探していると想定されます。そういったユーザーがエステサロンのサイトに訪問した方が新規予約につながりやすいです。そういった見込み客を集客出来るのがリスティング広告です。
リスティング広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
» 【初心者向け】リスティング広告「検索連動広告」について、やさしく解説!
アドネットワーク広告
複数の広告媒体によって作られたネットワークを通じて配信される広告のことです。主なアドネットワークのサービスですと、Googleが提供する「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」やYahooが提供する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」などがあります。例えば、GoogleですとGoogleAdSenseなどのアドネットワークに登録しているウェブサイト・ブログ・スマートフォンアプリに表示されるバナー、Youtube動画等がアドネットワーク広告にあたります。
アドネットワークは、広告主(GoogleやYahooなど)が保有するユーザーの訪問履歴や興味関心、年齢、性別、居住エリアといった情報元にターゲティングして広告配信することが可能です。
アドネットワーク広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
» アドネットワークって?仕組みや特徴をカンタンに解説!
リターゲティング広告
過去にウェブサイトを訪問したことがあるユーザーに対して表示させる広告で、再度の訪問を促す目的で使われます。商品やサービスに興味・関心を持って一度サイトに訪問してくれたユーザーに再アプローチできるので、購入や登録といった結果につながりやすいといったメリットがあります。
その反面、何度も広告が表示されてしまうのでユーザーに不快感を持たれる場合もあるといったデメリットもあります。
リターゲティング広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
» リターゲティング広告の仕組みや特徴をカンタン解説!
SNS広告
TwitterやFacebook、Instagram、LINEといったSNSに掲載される広告です。性別や年齢、職業、フォローの状態など細かなターゲティングが可能です。
配信先によって若年層から中高年といった幅広い層に広告を配信することができます。
SNS広告はターゲティングを変えない限り同一ユーザーにずっと広告配信されるため、何もしないと不快感を持たれる場合があります。そのため、ターゲティングを変えたり、配信する広告内容を変えたりと手間暇がかかります。
動画広告
動画コンテンツを利用した広告です。近年、スマホとSNSの普及、通信回線の高速化に伴い、動画を手軽に配信・再生できる環境が整ってきました。そういった環境の変化によって、市場規模が急激に拡大している広告媒体になります。
テキストや画像と比較して伝えられる情報量が多く、注目をされやすく訴求力が高いので、効率的な商品やサービスの認知度アップ、購買促進が期待できます。
画像とテキストだけで制作可能なバナー広告と比べ、広告制作費用が高くなりやすい傾向があります。
アフィリエイト広告
アフィリエイトサイトに掲載している広告を通して商品購入や申込など、広告掲載主が設定した成果が達成された場合のみ費用が発生する費用対効果の高い広告です。
成果達成の際に広告を掲載している媒体に対して報酬が支払われる仕組みとなっており、その成果報酬が低かったり、成果達成ハードルが高い場合は広告を掲載するメディアが少なくなるため、広告があまり表示されないといったデメリットがあります。
純広告
ウェブサイトの広告枠を買い取って掲載する広告です。テキスト・画像・動画での広告配信が可能です。
商品やサービスを知らない層への認知度・知名度拡大を目的とした利用が多い傾向にあります。PVの多いサイトの広告枠だと単価が高いケースが多いです。有名なところですと、Yahooトップの右上表示される広告枠が純広告にあたります。
記事広告
既存のウェブサイトと提携してPR用の記事を配信してもらう広告です。
広告主と提携する媒体が協力して、ユーザーが興味を抱く記事を制作する広告であることから、タイアップ広告とも呼ばれます。
提携ウェブメディアの記事として掲載されるので信憑性のあって読んでもらいやすく、そのメディアの読者に効果的にアプローチできます。記事を制作するため、打ち合わせや取材・撮影などで記事が掲載されるまでに時間がかかることを念頭に置いておく必要があります。
掲載記事にリンクを付けてもらうことでリンクからのサービスページへのアクセス数アップ、SEOの効果が期待できます。
メール広告
電子メールを利用して、サービスや製品等の情報を直接ユーザーへ宣伝する広告です。ユーザーが事前に登録した情報に基づいてターゲティングした情報配信が可能です。
独自のメール配信リストを持っていれば、さほどコストはかかりませんが、メール広告媒体からメール配信を依頼する場合は高い費用がかかります。
LINE(LINE for Business)やMessengerなどのチャットアプリの普及で、成長規模は弱まっていますが、今でも十分に効果の期待できる広告です。
まとめ
ウェブ広告には様々な種類があるので、それぞれの特徴を踏まえて、目的・ターゲット・事業規模に合わせて検討して、最適な広告を選定することが大切です。
ウェブ広告は少額から配信できるものが多く、費用対効果も測定しやすいため、現代の集客に最適なツールです。ウェブ広告の導入をご検討の際は、お気軽に弊社にご相談ください。事業目標を達成できるようウェブ広告を有効活用して、集客のお手伝いをいたします。